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比較級・最上級
Sponsored Links「アノ子のほうが背が高いよ～」
「私がこの3人の中で一番頭がいい！」
と、会話の中で他の誰かと自分、他人同士を比較したりするときに使うのが「比較級、最上級」です。
基本的なパターンが４つありますのでまずは例文で紹介したいと思います。
例：
パターン１：She is taller than me.(彼女は私より背が高い。)
パターン２：He is more poplar than you.(彼は、キミより有名だ。)
パターン３：I am the worst student in my class.(私はクラスの中で一番悪い生徒だ。)
パターン４：This is the most difficult question.（これは、最も難しい問題だ。）
という感じです。
まずは、パターン１と２について解説していきます。
パターン１と２はどちらも比較級を使った文章です。まず、パターン１の文章で、tallerという単語がありますよね？これが、tall(高い)の比較級なのです。
比較級は基本的に形容詞(頭にハテナが浮かんだ方は左メニューの"形容詞"を読んでみて下さいね。)にerがつきます。他にも、colder(冷たい(cold)の比較級)、smaller(小さい(small)の比較級)などがあります。
じゃあ、パターン２はなんなのか？
こちらは、比較級が存在しない形容詞を用いる場合にとる形です。
あてはまる形容詞としては、popular(有名な)、difficult(難しい)、different(異なった)などがあげられます。
このように、形容詞自体が比較級の形になることが出来ない場合は、形容詞の前にmoreをつけます。
では、パターン1と2の文の形をおさらいしてみましょう。
パターン１：
対象１＋be動詞＋形容詞の比較級＋than＋対象2
パターン２：
対象１＋be動詞＋more＋形容詞＋than＋対象２
対象１と２の違いは、比較においてどちらが優勢か？ということです。…といわれてもピンときにくいですよね？（笑）
というわけで、下をご覧ください。
色分けをしてみました。
では、パターン３、４(最上級)の解説に移ります。
まず、パターン３では、worstという形容詞bad(悪い)の最上級が使われています。
ここで一つ注意！
worstは、bad(原級)→worse(比較級)→worst(最上級)と不規則に変化する形容詞です。規則的なものであれば、tallest（tall（高い）の最上級）のように形容詞にestがつきます。
ちょっと変わった形がでてきたら注意して覚えておきましょう。
そして、パターン3と4の違いですが、１と２の違いと同じです。
パターン４のような場合は、difficultが最上級の形がないので、形容詞にmostをつけます。
あと、最上級では、最上級の形容詞もしくはmostの前にtheが付きます。
文の形としては、
パターン３：
主語＋be動詞＋the＋形容詞の最上級形＋名詞(例文の場合だとstudent)＋どこで？
パターン４：
主語＋be動詞＋the＋most＋形容詞＋名詞（例文の場合だとquestion）
え～２，３補足的な解説をさせていただきます。
文の形の解説で"名詞"がでてきていますが、これはナイ場合もあります。たとえば、
I am the worst in this class!(俺はこのクラスで一番ワルだぜ！)
なんて文(あんまり実用性はないかもしれないですが(笑))だったら、名詞がないですよね？
そして、もう一つの補足、パターン３の形の説明で"どこで？"とでてきましたが、これは、最上級の文の場合「～で1番」のような言い方をすることがよくあります。
なので、"どこで"1番なのかを言わなければいけないときがあるのです。
この"どこで"もある程度決まった言い方があるので、よく使われるものを２，３紹介しておきます。
場所や範囲：in
in my family （私の家族の中で）
in this town （この町の中で）
同種のもの・人の複数形：of
of us all (私たち全員の中で)
of the four (４人の中で)
比較級、最上級は実際の会話でも良く使われます。
え？やっぱり日本語よりも英語のほうが難しい？
英語で言うと"English is more difficult than Japanese."という声が聞こえてきそうですね。
すこし難しい部分もあるかもしれませんが、頑張ってマスターしましょう！